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■2011年01月

■死刑は欠陥がある。

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江田法相:「死刑、欠陥抱えた刑罰」 執行命令に慎重姿勢--就任会見

 江田五月法相は14日夜に首相官邸などで開いた就任会見で、死刑制度について「死刑という刑罰はいろんな欠陥を抱えた刑罰だと思う」と述べた。その上で「法定刑に死刑があり、裁判で選択して確定することもある。死刑だけ法相が執行命令するのはどういう意味があるのか、しっかり考えていきたい」と慎重姿勢を示した。

 江田法相は死刑執行について「普通の刑罰なら機械的に執行するが、死刑だけは法相が命令する。国民世論、世界の流れも考え、政治家として判断すべきもの」とした上で、「国民の皆さんが許されざる犯罪にけしからんとなるのはよく分かるが、人には寿命がある。それいけやれいけと執行するのとはやや違うと思う」と述べた。【石川淳一】


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110115ddm041010131000c.html



何と言うか、上記文章を読んだだけでは法相が死刑を執行するその責任を負いたくないから言っているだけのような気もしますが。

死刑には欠陥がある。
確かにそうでしょう。


私が考える限り、死刑の欠陥は五つもあります。
1.冤罪だった場合に取り返しがつかない。
……まぁ、言うまでもありませんね。
命は取り戻せませんから、死刑執行後に撤回が出来ないというのは確かに欠陥でしょう。

2.近代民主主義において、死の恐怖による選択の自由を奪うのは間違っている。
犯罪も国民の選択……と言うのが自由主義です。
勿論、愚行権に相当する訳ですし、犯罪という選択を選ばないように国民に教育の義務が……正確には自分の子供が犯罪を犯さないように教育を受けさせる義務が生じる訳ですが。
それでも恐怖という枷によって自由を奪うのは間違いです。
それが可能ならば、ギロチンによる恐怖政治を行ったフランス革命後の独裁政権の手法が正しいことになってしまいますからね。。。
……政策的にはあんまり詳しくないので語りませんが。。。
そういう訳で、死刑をもって犯罪抑止力とするという思想そのものが近代法としては間違っているのです。

3.法的な矛盾を抱える。
生存権が何よりも優先するという近代法において、では死刑執行を待つのみになった囚人が看守を殺害して逃亡してもそれは生存権の行使になってしまいます。
勿論、死刑を科せられた囚人というものは誰かの生存権を奪う……殺人罪を犯した人間ですから同情の余地がないのは事実ですが、法的には不法入国者ですら生存権の行使は認められていますから……
法律として大きな矛盾を創ることになってしまうわけです。

4.そもそも刑罰は復讐のための道具ではない。
刑罰という言い方が悪いのです。
近代法において、囚人の受ける刑期とは即ち、犯罪を犯した人間が社会復帰をしても構わないと認められるまでの研修期間を意味します。
死刑とは即ち、社会復帰不可能と判断された人間を社会から切り捨てるという法的判断でして……別に遺族感情を考えて行使される刑罰ではありません。
である以上、遺族感情を考えて……なんて判断を死刑の必要性として考える必要がないのです。

5.裁判官・裁判員の判断が正常に下されない恐れがある。
当たり前ですが、誰かの命を奪うというのはなかなか判断出来るものではありません。
その判断を法的知識を学んだだけの人間である裁判官、ただ選ばれただけの裁判員が下す訳ですから、正常な判断が可能であったかどうか……非常に疑問が残る訳です。
そして同時に、その正常でない判断で命が奪われるかもしれない訳ですから……1.の理由が非常に問題となる訳ですね。。。


と、以上五つの理由により、私は死刑には反対です。
反対なんですが……。
同時に言わなければならないことが御座います。

現在の刑法に欠陥がないのでしょうか??

……という問題です。
正直な話、死刑を停止した瞬間、無期懲役が最も重い判決になる訳ですが、そもそもの無期懲役自体が恩赦の関係もあり……10年くらいで出てくるんですよね。。。
加えて言うならば、上記に示した通り、刑期=社会復帰が可能となる研修期間と考えた場合においても、再犯者が出ている時点で、その研修内容が稚拙もしくは研修期間が短いと考えられる訳です。
そして、現在の再犯率がこちら↓。。。

50-01.jpg

50-02.jpg


殺人罪ですら4割が再犯を起こします。
この状況では刑法がまっとうに社会治安維持に役立ってないと言えるのではないでしょうか??


死刑が欠陥を抱えているのであれば、現在の法体制そのものも欠陥を抱えております。
死刑を改めるのであれば、現在の法体制そのものをも改める必要があると思いませんか??
死刑を執行しないのであれば……以下同文。


結局のところ。
死刑は欠陥を抱えながらも、現在の日本の治安が良いというのは否めない真実です。
そして、刑法そのものが上記のように欠陥を抱えているというのも明白ですよね??
要は……欠陥を抱えたモノ同士、寄り合って世界最高クラスの治安を獲得しているというのが現状だと思うのですよ。。。

欠陥は改めなければなりません。
ですが、それは死刑だけを改めた場合、この寄り合って出来たバランスが崩れ……この世界最高クラスの治安が失われる恐れを秘めております。
人権侵害は確かに許されざる行為です。
そして、犯罪加害者である囚人にも人権はあるのでしょう。

ですが、その囚人の人権を尊重する余り、犯罪被害者が増えるのは論外であります。

人権問題を考える上で、そもそもの根底にあるべき「犯罪は最大の人権侵害である」という基本常識を徹底して考える必要があるからです。

である以上……死刑だけを争点にした議論は無意味ですし、死刑だけの欠陥を述べるのもやはり意味の無い行動だと思うのです。。。


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